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日本大学通信教育部・経済学部・経済学科 |
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科目コード:0957 |
教職に関する |
更新日 : 2007/09/16 |
提出したリポート、頂いた講評、科目修得試験に出題されそうなポイントなどを掲載してあります。 |
おことわり |
☆ 特に断りがない報告課題は、「平成17・18年度報告課題」(有効期限2005年3月1日〜2007年3月31日)です。 |
☆ 「科目修得試験に出題されそうなポイント」は、あくまで森野個人が学習する際に分析したものです。 |
☆ 内容についてのお尋ねはご遠慮下さい。 |
課題 現行社会科の基準を示す「中学校学習指導要領」(平成10年12月版)に表
記されている社会科地理的分野ならびに歴史的分野の内容に関し、その概要と
取り扱い上の留意点について述べよ。
地理的分野の内容は、以下の3つの大項目と7つの中項目から構成されている。 「世界と日本の地域構成」では地球儀や地図を活用し、世界や我が国の地域構成を大観させる。ア「世界の地域構成」では緯度と経度、大陸と海洋の分布、主な国々の名前と位置、イ「日本の地域構成」では我が国の国土の位置、領域の特色、地域区分、などを扱う。 「地域の規模に応じた調査」では地域的特色をとらえる視点や方法を身につけさせる。そのためア「身近な地域」では観察や調査などを行い、土地に対する理解と関心を深めさせ、まとめ方や発表の方法の基礎を身に付け、イ「都道府県」では幾つかの都道府県の、ウ「世界の国々」では幾つかの国の、地理的事象を見いだして追求させる。 「世界と比べて見た日本」では世界的視野からみた日本の地域的特色と日本全体の視野から見た国内の諸地域の特色を追求、大観させる。さらにア「様々な面からとらえた日本」では、特色を明らかにする視点や方法を身に付けさせ、イ「様々な特色を関連付けて見た日本」では、アの学習成果を相互に関連付ける。 内容取り扱い上の留意点として、ア系統性に留意して計画的に指導する。コンピュータやインターネットなどを積極的に活用する。イ歴史的背景に留意して地域の特色を追求するよう工夫する。公民的分野との関連にも配慮する。が挙げられる。 歴史的分野の内容は、以下の5つの大項目とあわせて21の中項目から構成されている。 「歴史の流れと地域の歴史」では歴史を学ぶ意欲を高め、歴史の理解と学び方を身に付けさせるために、(ア)我が国の歴史について関心がある主題を設定しまとめる作業的活動(イ)身近な地域の歴史を調べる活動、を行う。 「古代までの日本」では東アジアとの関係に気付かせながら、日本列島において人々の生活が始まり、国家が形成されて天皇・貴族の政治が展開していったあらましを(ア)人類の出現と古代文明の発生、日本列島における狩猟・採集・農耕(イ)国家の形成、東アジアとのかかわり、古墳の広まり、大和朝廷による統一(ウ)大陸の文物・制度の導入と国家形成、天皇・貴族の政治、聖徳太子の政治と大化の改新、律令国家の確立、摂関政治(エ)国際的な要素を持った文化、文化の国風化、などを通じて学ばせる。 「中世の日本」では、 12世紀から15世紀頃の中世における武家政権の成立、政治、社会、文化の動きを(ア)武士の台頭と武家政権の成立、鎌倉幕府の成立、南北朝の争乱と室町幕府、応仁の乱後の社会的な変動、東アジア社会とのかかわり(イ)諸産業の発達、自治的組織の発生、武士や庶民による新たな文化、などを通じて学ばせる。「近世の日本」では、 19世紀前半までの近世社会の成立とその変化を(ア)戦国の動乱とヨーロッパ人の来航、ヨーロッパ文化の影響(イ)織田・豊臣による統一事業と対外関係、政治社会の変化、武将や豪商などの生活文化(ウ)江戸幕府の成立と諸政策、幕府政治の特色、鎖国下の対外関係(エ)産業・交通の発達、町人文化、地方の生活文化と現在との結びつき(オ)社会の変動や欧米諸国の接近に対応した幕府の政治改革と政治の行き詰まり、新しい学問・思想の動き、などを通じて学ばせる。「近現代の日本と世界」では、 19世紀後半の開国、明治維新以降について(ア)欧米各国のアジア進出、開国とその影響(イ)明治維新の経緯、近代国家の基礎構築、人々の生活の変化(ウ)国際的地位の向上と大陸との関係(エ)産業革命と近代産業の発展、国民生活の変化、近代文化の形成と大衆化(オ)第一次世界大戦前後の国際情勢、民族運動の高まり、国際平和への努力、国民の政治的自覚の高まり(カ)昭和初期から第二次世界大戦終結までの政治・外交の動き、アジア諸国や欧米各国との関係、経済の混乱と社会問題の発生、軍部の台頭から戦争までの過程、戦時下の国民生活(キ)第二次世界大戦後国際社会に復帰するまでの民主化と再建の過程、国際社会への参加(ク)高度経済成長以降の経済や科学技術の急速な発展と国民生活の向上、国際社会での役割、などを通じて学ばせる。内容取り扱い上の留意点として、ア高度な内容や複雑な内容は避ける。細かな知識を記憶させるだけの学習にしない。年代や時代区分の基本的理解を得させる。イ世界の歴史は我が国の歴史と直接関わる事項のみを取り扱う。ウ地理的条件にも着目して取り扱い、地理的・公民的分野との関連に配慮する。エ歴史上の人物が果たした役割や生き方を考察させ、興味・関心を育てる。身近な地域の歴史上の人物も取り上げる。オ生活文化の展開を具体的に学ぶ。が挙げられる。 |
参考文献 | ||
『中学校学習指導要領(平成10年12月)解説』-社会編- | 文部省 | 大阪書籍 |
講評
レポート課題の最低限の部分は解答できていると思います。ただし、教材の域から抜け出ていないのが残念です。改訂のポイント(各教科との共通項)、前回の改訂と今回のものとの比較といったことは、他の参考文献にあたって理解を深めた上でレポートにあたらなければ出てきませんが、大切な事項です。確認しておくようにしましょう。 |
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